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北海道には梅雨はありません。

6月中盤から梅雨はピークを迎えてジメジメしてきますよね。

ですが、北海道は梅雨がない?ある?なんて聞いたことはありませんか??

「迷信なんじゃないの?」道民は梅雨の存在をしらなかったりなんてしばしば。。。。

梅雨が北海道にはないのは、本州で発達した梅雨前線は北海道には到達しないということです。
太平洋高気圧が次第に張り出してくるとオホーツク海高気圧が弱まり、両者がぶつかることによって発生する梅雨前線は勢力を失っていきます。北海道に到達するまでに勢力を維持できず、梅雨は北の大地で発生しないのです。

 

ですが、北海道には梅雨がない代わりに蝦夷梅雨(えぞつゆ)がございます。

これが梅雨と間違えられている原因です!!

本州に訪れるような梅雨は来ませんが、北海道では6月ごろに雨の日が多くなります。北海道の旧地名「蝦夷(えぞ)」と梅雨を組み合わせて、「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」と呼ばれる現象です。

蝦夷梅雨の時期は、6月中旬から下旬にかけて10~15日程度、雨の日や曇りの日が続きます。一般的な梅雨は梅雨前線によって発生しますが、蝦夷梅雨はオホーツク海高気圧が原因です。

梅雨のイメージよりも実際のストレスはそれほどないため、道民もあまり「蝦夷梅雨の時期だな」と思うことは少なく、気づいたときに過ぎているなんてこともあります。

 

蝦夷梅雨と梅雨の違い

蝦夷梅雨は北海道、梅雨は本州という地域の違い以外にも、一般的な梅雨と蝦夷梅雨には違いがいくつかあります。本州の梅雨は、例えば令和3年の関東甲信では6月14日に梅雨入りし、7月16日に梅雨明けと予測され、約1ヶ月梅雨が続きました。北海道では10~15日程度でそれほど雨や曇りの日は続きません。

雨の降る量にも違いがあり、蝦夷梅雨は本州の梅雨ほど強い雨が降ることは少ないです。シトシト小雨が降ったり、霧雨で収まったりするので、それほど雨に悩まされることはないでしょう。ただ、雨の日が増えていると説明したように、今後は本州の梅雨に似てくるかもしれません。6月の気候の変化に注意しながら、蝦夷梅雨の時期を過ごすことが大切です。

 

まだ、梅雨と蝦夷梅雨は続きますので、違いをしっかりと把握して折り畳み傘を持参していきましょう。