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日別アーカイブ: 2023年5月30日

農家さんになりたい人必見!!(前編)「〜北海道の農業とは〜」

皆様一度は「農家になりたい!」と思ったことはあるのではないのでしょうか。

いまの仕事から離れて、自然いっぱいの農業で働きたいと思う方は多いと思います、そんな方に朗報です。

漠然とそんな思いを持っている人におすすめなのが、北海道への移住を兼ねた転職です。🚀🚀

北の大地は言わずと知れた農業大国。耕地面積では全国の26.3%(令和3年次)を占め、米や各種野菜、生乳など、多くの分野で生産量トップクラスのシェア(令和2年次)を誇っています。農業の各分野で新規参入者を広く求めていますし、転職先探しや研修のための仕組みも整っているので、未経験者でも安心して転職へと踏み出せるのです。🔑🔑

 

農業と一口に言ってもその分野は多岐に及びます。

代表的なもので言えば、米を作る稲作、野菜などを育てる畑作、飼育する牛から搾乳する酪農、食肉用の牛豚鶏などを育てる畜産などがあり、北海道はそのいずれも盛んです。🎉🎉

 

経営規模が大きいため農家を主業とする割合も都府県の3.6倍。農業で生活が成り立つということは転職希望者にとって恵まれた環境と入れるでしょう。🌤

そんな北海道ですが、他の都府県と同様に法人化や大規模経営化が進む一方、農業従事者の減少や高齢化の問題を抱えていることも事実。🌨
多様な担い手と人材が輝く力強い農業・農村を目指し、農業体験実習のための施設整備・滞在経費の助成など、新規就農者獲得のための様々な独自の取り組みを行っている市町村も北海道には多くあります。

 

💫野菜農家の道

野菜分野で言えば、たまねぎ、ニンジン、かぼちゃ、大根など多くの品目で生産量全国トップ(令和2年)の北海道。令和2年までの直近7年間、北海道での新規参入者を経営形態別で見ると、実に4割がこれらの野菜です。

それだけではなく、
■小さな面積に労働を集約し、ハウスなどで高収益作物を栽培できる

■単位面積当たりの収益性が高い作物を栽培することで、小さな面積でも農業所得を確保できる

■農地や施設機械の投資が小さいため、都市近郊で始めることも可能

■農地を既存農家からの分譲で確保することも可能なため、計画的な就農が可能
といった点も野菜農家を始める人が多い要因と言えるでしょう。

 

(1) 特定作物の就農に重点を置いている地域で就農する場合

作物や生産方法の面での自由度は少ないが研修の仕組みが整っている場合が多く、作ることに専念できるので経営を安定させやすいのですが、自由に作りたいものを作れません。出荷のための規格も統一されています⚽️

(2) 自分の好きな作物を栽培。販路も自分で開拓しようとする場合

品目選びや栽培方法など、様々なチャレンジができます。一方で、生産が安定するまで年数がかかるほか、市場の開拓が難しく想定価格で作物が販売できなかったり、不作の場合の収入減少などの可能性は高まります🏀

(3) 後継者のいない農家から農地やノウハウを継承し就農する場合

経営実績がある、設備機器などをそのまま継承できるのは大きなメリットです。しかし、経営継承のタイミングがいつになるかは予測できず、希望時期に就農できるとは限りません。
それぞれの方法でメリットとデメリットはあります。相談する際に、どんな形で農業を行いたいかイメージしておくと良いでしょう。🏈

 


明日は、農家さんになりたい人必見!!(後編) 「〜農家になるためには〜
を投稿しますのでお楽しみに!